近年、「主夫」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
主夫とは、家事や育児を担当し、妻が働く家庭の夫のことで、社会的にも認められるようになってきました。
(もっとも、私自身は、共働き家庭で、主に夫が家事・育児を担当する場合も「主夫」ととらえていますが。)
しかし、まだまだ一般的ではなく、周りの目や自分のプライドなどの理由で抵抗感を持つ男性も多いのではないでしょうか。
「主夫業」の意外なメリット
「主夫業」には意外なメリットがあるというのをご存じですか?
それは、「女子力」を高めることができるということです。
「女子力」とは、女性らしさや魅力を高めるためのスキルや知識のことです。
メイクやファッションだけでなく、料理やインテリア、趣味など様々な分野に及びます。
この「女子力」を身につけることで、中年男子は自分自身を磨き、女性からも高評価を得られるようになるのです。
「主夫業」で「女子力」高める方法
では、「主夫業」でどのように「女子力」を高めることができるのでしょうか?以下に具体的な方法を紹介します。
① 料理スキルを向上させる
「主夫業」の中でも特に重要なのが料理です。
毎日の食事を作ることで、栄養バランスや味付け、盛り付けなどの料理スキルを向上させることができます。
また、家族や友人に自慢できるようなオリジナルレシピやアレンジレシピを考えたり、季節やイベントに合わせたメニューを作ったりすることで創造力やセンスも発揮することができます。
料理は女性だけのものではありません。
男性でも美味しい料理を作れることは大きな魅力です。
② 掃除スキルを向上させる
「主夫業」のもう一つの大きな仕事が掃除です。
家中をきれいにすることで、快適な生活環境を作ることができます。
また、掃除することで運動不足やストレス解消にもなります。
掃除スキルを向上させるためには、効率的な掃除方法や掃除用品の使い方、汚れや臭いの原因や対策などを学ぶ必要があります。
掃除は女性だけの責任ではありません。
男性でも清潔感をもつことは大切です。
③ インテリアセンスを磨く
「主夫業」では、家具や雑貨などのインテリアも重要です。
インテリアは家の雰囲気や印象を大きく左右します。
インテリアセンスを磨くためには、色彩や形、素材などの基本的な知識やトレンドを把握することが必要です。
また、自分の好みや家族のニーズに合わせたインテリアを考えたり、手作りやリメイクなどでオリジナリティを出したりすることで個性や趣味も表現することができます。
インテリアは女性だけのものではありませんよ。
男性でもおしゃれなインテリアを楽しむことは素敵なことです。
④ 趣味や特技を持つ
「主夫業」では、家事や育児以外にも自分の時間を持つことが大切です。
自分の時間を有効に使うためには、趣味や特技を持つことがおすすめ。
趣味や特技は、自分の興味や関心に合わせて選ぶことができますね。
例えば、読書や映画鑑賞、音楽やスポーツ、ガーデニングやペットなどです。
趣味や特技を持つことで、「自己肯定感」や「幸福感」を得ることができます。
また、同じ趣味や特技を持つ人と交流することで、コミュニケーションスキルも向上させることができます。
趣味や特技、これもまた女性だけのものではありません。
男性でも、多彩な趣味や特技を持つことは魅力的です。
数字が示す「主夫」の「女子力の高さ」
以上のように、「主夫業」で「女子力」を高めることができる方法はたくさんあります。
「女子力」を高めることで、中年男子は自分自身を磨き、女性からも高評価を得られるようになります。
実際に、「主夫」の男性は、「女子力」が高いという評価を受けているんですよ。
内閣府男女共同参画局が令和元年度に実施した「家事等と仕事のバランスに関する調査報告書」によると、「主夫」の男性は、「主婦」の女性よりも「家事・育児・介護等に関する知識・技能・経験」があると回答した割合が高く(男性:66.7%、女性:59.9%)、
また、「家事・育児・介護等に関する知識・技能・経験」がある人は「女子力」が高いと回答した割合も高かった(男性:69.0%、女性:63.1%)ことがわかりました。
また、「主夫」の男性は、「主婦」の女性よりも「家事・育児・介護等に関する知識・技能・経験」がある人は「異性からモテる」と回答した割合も高く(男性:32.1%、女性:25.4%)、
また、「異性からモテる」と回答した人は「女子力」が高いと回答した割合も高い(男性:70.6%、女性:64.8%)ことがわかったのです。
このように、「主夫業」で「女子力」を高めることは、中年男子にとって有益なことです。
「主夫業」は、社会的な役割だけでなく、個人的な魅力も向上させるチャンスです。
「主夫」まんたろうの感想
私は、約15年前から「主夫」をしています。
最初は、仕事との両立で多忙感におそわれながら、無我夢中でした。
けれども、家事や子供の教育にたずさわるうちに、次第に「主夫業」の楽しさややりがいを感じるようになりました。
そして、気づいたことがあります。
それは、「主夫業」で「女子力」を高めることができるということです。
私は、「主夫業」で「女子力」を高める方法を紹介しましたが、実際にそれらを実践しています。
料理では、妻や子どもの好みや健康に合わせたメニューを考えたり、時々は手作りのお菓子やパンを作ったりしています。
掃除では、家中をピカピカ(ま、私なりにですが・・・)にするだけでなく、季節や気分に合わせて香りや音楽を変えたりしています。
インテリアでは、妻と一緒に家具や雑貨を選んだり、手作りの小物や写真を飾ったりしています。
ガーデニングでは、花や野菜を育て、野菜の収穫を夫婦で楽しんでいます。
妻の評価
これらのことで、「女子力」が高まったと感じるのは私だけではありません。
妻も私の「女子力」に気づいてくれています。
妻は、「主夫」の私に対して、「料理が上手で美味しい」「掃除が丁寧で清潔感がある」「インテリアがおしゃれで居心地がいい」「ガーデニングが素敵で癒される」というような褒め言葉をよく言ってくれます。
また、「主夫」の私に惚れ直したとも言ってくれます。
妻からの高評価は、私にとって大きな励みになっています。
まとめ
私は、「主夫業」で「女子力」を高めることで、自分自身を磨き、妻からも高評価を得られるようになりました。
やはり、「主夫業」は、社会的な役割だけでなく、個人的な魅力も向上させてくれるのです。
あなたも、ぜひ「主夫業」に挑戦してみてくださいね。
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